生きている土づくりを目指して

新着情報


土本来のいきものの力
を引き出した、
安心・安全の野菜づくり。


 私たちは、SDGsが制定される前の平成22年から、食品残渣からつくった有機土壌活性液「育くん(そだつくん)」で土づくりをした畑「ごろごろ畑」で野菜づくりを始めました。有機土壌活性液「育くん」は、土の中の微生物を元気にする力があります。本来、土には微生物やミミズなどが多く生息し、彼らは有機物を分解し、植物が吸収しやすい栄養の形にする力をもっています。そんな土の中のいきものの力を最大限に引き出し、野菜本来のおいしさが味わえる野菜づくりを目指しています。

 また栽培期間中は化学肥料を使用せず、農薬も出来るだけ最小限の量を使用した安心・安全な野菜づくりを行っています。

私たちが取り組む
『やさいくる活動』


『やさいくる活動』とは野菜とリサイクルを合体させた言葉です。グループ会社である(株)日本栄養給食協会や(株)ターク、サンシーサービス(株)の中で野菜の食循環に取り組んでいます。

 育くんファームで栽培した野菜を流通させ、病院や高齢者施設、幼児施設の給食で提供します。そして給食の提供で出てしまった食品残渣を回収し、食品リサイクル工場で有機土壌活性液「育くん」を作ります。その有機土壌活性液「育くん」で畑づくりを行って野菜を栽培することでグループ会社内の食循環システムを確立しています。

「ごろごろ畑」について


 有機土壌活性液「育くん」を使用して土づくりをしている畑を、おいしい野菜がごろごろ育ちますようにという願いを込めて「ごろごろ畑」名付けました。

 加えて有機土壌活性液「育くん」と有機肥料のみで土づくりを行い、栽培期間中化学肥料は使用していません。また、節減対象農薬はできるだけ使用回数を控え、栃木県の慣行基準回数の半分以下で栽培することを目標にしています。

 ※ 節減対象農薬は栃木県の慣行基準回数が公表されていない作物においては、栃木県近県の基準回数を参考にしています。

<基準の比較>

栽培基準農薬化学肥料
有機×
(有機認証されているものは使用可)
×
ごろごろ畑節減対象農薬が慣行基準の半分以下
(やむをえず使用する場合も慣行基準以下)
×
(有機土壌活性液「育くん」使用)
特別栽培節減対象農薬が慣行基準の半分以下慣行基準の半分以下
一般

どんな野菜を育てているの?


 小松菜、大根、にんじん、トウモロコシ、さつまいも、枝豆、大豆など様々な作物を栽培しています。

 栽培された野菜は主にグループ会社内で利用され、病院や幼児施設、高齢者施設での給食やベーカリー「Pan de Park(パン デ パルク)」などで提供されます。

野菜はどこで購入できる?


 多くの野菜はグループ会社内で使用されますが、以下の栃木県内の小売店様でも販売しています。

 ・ヤオコー トナリエ宇都宮店様
 ・農産直売所 あぜみち様
 ※生産状況によりまして販売していない時期もございます。ご了承ください。

 また、栃木県内のイベントなどでの特別販売も行われます。
 お見かけした際はぜひお立ち寄りください。

若手農業者の育成と農福連携


 育くんファームでは、若手農業者の育成にも取り組んでいます。栽培している野菜ごとに担当者、副担当者を決め、それぞれが切磋琢磨しながら野菜づくりに取り組んでいます。

 また、農福連携にも取り組んでいて、グループ会社内の非営利活動法人ひとつの花には梱包や除草作業を委託しています。